2012年12月13日 ブラックチャリティライブ5〜僕たちにできること〜

2012年12月13日 19:00〜
ブラックチャリティライブ5〜僕たちにできること〜@日本橋ups

出演:三浦マイルド、ポピー藤原、山が動く寺岡、村橋ステム、ポイズン反町、金属バット、ハリキリボーイズ、中山女子短期大学、みなみのしま、ストレンジサニィシアター、シーチキン佐野、ノードリーム、ミルクボーイ、ローズヒップファニーファニー


NSC25期以上が5upよしもとを卒業するのに伴ってマイルドさんがインディーズライブに出られなくなるそうで、インディーズではこれが最後のマイルド企画との触れ込みで行われたライブ。
5upに所属している回転ハッスルの石村さんでさえライブの企画を吉本に出しても全然通らなくなったと言っていたので、5upのオーディションすら受かっていないマイルドさんの企画なんて通る訳ないのでこれで見納めか、と思い見に行きました。
マイルドさんがR-1優勝した今となっては杞憂に過ぎませんでしたが。


みなみのしまは代表作「狂言」のコントをセルフパロディで下ネタにしており、完成度がとても高かったです。
金属バットは、毎回このライブに呼ばれるけど下ネタなんて好きじゃないという入りから、ワッハ上方が閉館するとインディーズ芸人の立つ劇場がなくなるので金属バットで新しい劇場を作って運営しようと言う話へ。熱い小林さんと全く乗り気ではない友保さん。
センターマイクの前に出てきてただただエピソードトークを喋ってるだけの金属バットはよく見かけるけど、遂に討論をやるようになったかーと思いました。
寺岡さんのネタは着替えるやつで、途中で客席に降りてきて特定のお客さんに対してアクションを起こす場面があったんですが、ちゃんと山が動くのお客さんを選んでやっていたのがおかしかったです。人間らしさが垣間見える瞬間。
ストレンジサニィシアターは官能小説を読むネタで、その中でのアイさんの喘ぎ方が本意気過ぎて、笑うところなんだろうけどどきどきしてしまった。


このライブは第2回以外見に行ってますが正直今回は前回までに比べてそこまで面白く感じませんでした。
会場がワッハからupsにかわったことはその理由の一つではないかなと私は思います。
ワッハ上方という市民の血税で運営される、伝統ある上方演芸のための場所で、非道徳的?反社会的?なことをやる背徳感が良かったのになぁと。
あるいは半年に一度という頻度のためにネタ切れになってきているとか、安心と信頼のななまがりが5upメンバーになって出演できなくなったからとかそういう単純なことかもしれませんが。