2013年8月11日 キングオブコント二回戦大阪

2013年8月11日 11:00〜15:10
キングオブコント二回戦大阪@テイジンホール


MC三浦マイルド


Aブロック
チューインガム:ラブホ
しょっぱなからパンツ一丁の人が出てきてラブホがどうのと言っていて少し面食らった。ただでさえ攻めたネタなのに出順が悪かったとしか言いようがない。しかし途中からはちゃんとウケていた。温かいお客さん。


シャカリキ:バレーオカン
→キャラクター押しでストーリーがあまりないコント。


フラワーズオブロマンス:代わりに返事しといて
→普段しゅっとした見た目の中道さんがボケをやっていておかしな見た目の多和田さんがツッコミをやってるので、初見の人に不親切なコンビだなーと思っていたらやはり賞レースでは多和田さんがボケっぽいネタをやっていた。


ジソンシン:告別式
ジソンシンを見るのはこの時が2回目で、どちらも酒井孝太のピンネタをコンビネタにリメイクしたもの。1回目に見た時は、女子プロボウラー役の酒井さんがコーチに語りかけるというピンネタのコーチ役を下村さんがやっていてしっくりきていた。ただ、今回の告別式のネタは、娘役の酒井さんが亡くなった母に語りかけるというピンネタの娘の弟役を下村さんがやっていて、弟役の必要性がよく分からなかった。これは酒井さんのピンネタを作り直していることを知っているから先入観でそうかんじているのかな?相手がいると見たてて語りかけるタイプのピンネタに、相手役を増やしてコンビネタにする方が見やすいのでは。


サンドロップ:人違い
→同じネタなのに前に5upで見た時よりぐっとよくなってるように感じた。この違いは何だろうと思った。


屋上のつどい:物事の起源
ピン芸人大西ユースケと元らんちきハイツの吉見さんのコンビ。他のライブで一時的なユニットだと言ってたけどそれにしては凄いちゃんとしたネタだった。


ウェイウェイズ:追い詰めたぞ


マドンナ:売れない役者
→この日二番目にウケていた。しっかりとした台本と徐々にヒートアップしていく二人の掛け合いで上手くお客さんを乗せていたと思う。


大熊猫:部活見学
→普段見ても多分なんとも思わないけど、しっかりしたネタばっかりの中でこういうぐちゃぐちゃで下手でよく意味が分からない、でもやりたいことを思いっきりやってることだけは確かに伝わってくるネタは見ていて気持ちよかった。


赤い自転車:娘さんをください
→この日一番ウケていた。まず声の大きさからして他とは違って気合が表れていた。よくある設定とコミカルな演技でともすれば埋れてしまいそうなものを、つ一つのボケで確実に笑いを重ねて、だてに芸歴重ねてないなと唸る。


ゆんぼだんぷ:部族にサッカーボールをプレゼント


コーンスターチ:奥義
→かなりウケていた。分かりやすくてほのぼのした笑いで良い。


ミキ:兄ちゃんに相談
→ウケてたけどお兄ちゃんが一本調子でずっとガミガミ怒っているのが関西人ではない私からしたらただ怖かった。


尼神インター:女スパイ
→誠子さんが女スパイで渚さんが男スパイの役。普段、漫才中に思いっきりコントやってるので内容は普段通り。ただ、渚さんが男役なのに男装してなかったのでコントとして成立していないのが気になった。


でらパープリン:世界水泳
→ラップのネタ。やりつくされてる感。


ラフ次元:幼馴染
→よく知っていると思っていた幼馴染に実は全然イメージと違う一面が発覚するネタ。冒頭の「俺たち幼稚園から大学までずっと一緒やもんなぁ」っていう説明くさすぎるセリフから想像した通りの展開。4分ネタで二人の関係性を見た目以外で表現して、それをフリにしてボケるのってなかなか難しいと思う。


Bブロック
パープーズ:エレベーター
→声が小さいのが凄く気になった。特に出井さん。後日ユーストリームで本人が普段漫才しかやらないからどれくらいの声のボリュームでいけば良いかわからなかったと言っていた。


オリオン:牢屋
→コントの面白さに演技力は必ずしも必要ではないと思うがここはちょっと気になった。裏を返せば演技が下手なのを補って一回戦受かるくらい面白い台本を書けてるということでもある。


そば夫:マフィアに囲まれた警察
→新喜劇の人。一つのボケで最後までいくので途中で飽きた。


パニーニ:Aボタンで会話を飛ばしても内容が分かるコント 名探偵
→私がこのネタを何回か見てるせいか、4分ネタにしたせいか分からないけど、よく見ると会話をそんなに飛ばしてないので「会話を飛ばしてるのに内容が分かって凄い!」という面白さはない。アイデアと探偵ものドラマあるあるという点では面白い。


霜降り明星:診察


ポラロイドマガジン:オンラインゲーム
→デビがゲームをやる人でナターシャとリーダーがゲームのキャラクター役。既視感あり。私の感覚にははまらなかったが会場はよくウケていた。


銀シャリ:上京
→この日唯一の決勝経験者。そして唯一のM-1、KOC、THE MANZAI全てのファイナリストでもある凄い人達。面白い人ってやっぱり何やっても面白いんだなー。


学天即:不良と熱血教師
→ここも銀シャリ同様、コントが上手いとかじゃないけど芸人として実力ある人達だというのがよく分かる面白さ。


座長越え:寿司屋のバイト面接


祇園:母へのビデオ
→コントの序盤で母と息子の間に誤解が生じてそれをベースに最後までコントが進んでいくんだけど、どう考えても途中で勘違いしていることに気付かない訳ないし、この手のコントはアンジャッシュが今まで大量にやってきてるので今更それの劣化版を見せられても、と思った。ただ会場はかなりウケていた。


Cブロック
数学AB:職員室


シャイニングスターズ:学校ショートコント
→柄にないことやってすべってる姿を見て何だかいたたまれなくなってしまった。岡田さんはキャラで可愛いらしくしてるのか根っからあんな可愛らしい感じなのかが見えてこなくてたまに怖い。


ヒップ☆スター:お医者様はいませんか


日本クレール:俺が言うたんや
→こんな変なおっさんたまにおるよねーなのか、おったら嫌やなーなのか、どう感じてほしいのかが分からなかった。


回転ハッスル:時間を止める
→ここが去年準決勝行ってたの知らなかった。ちっくさんのセリフの読み方が、漫才だと独特の漫才する人っていう印象なのが、コントだと演技が下手な人に見えてしまう感じがした。


ボスザル:ショーゴ


ダブルシングル:試合前ミーティング


777:お笑いライブの点呼
題材が内輪な上に芸能人をいじりまくっていて見ているこっちがはらはらした。


ドラマティックホリック:ラーメン屋


飴玉ソング:ヒーロー戦隊


ヘッドライト:取り調べ
基本的には面白ければ形式なんて何でも良いと思ってるけど、大喜利を羅列するネタだけはどうにも好きになれない。好みの問題。


パーフェクトダブルシュレッダー:飛び降り自殺


かりんとう:飛び降り自殺


ファミリーレストラン:カミングアウト
→私が普段見ているお笑いとは世代が違うと思った。


意味ないけど予想
◎ 赤い自転車
○ マドンナ、コーンスターチ
△ ポラロイドマガジン、祇園銀シャリ、学天即