2010年のこと

今年を振り返ってうだうだ。
今年は98本(おそらく)のお笑いライブを見ました。
基本的に行きたいと思ったもので都合のつくものは全て行けたので満足しています。
以下特に印象に残っているライブ等。



6月13日 マニア道ニュージェネレーション @baseよしもと
これは今考えると色々なきっかけになったライブでした。
まず一つが、学天即奥田の魅力に気付いたこと。
彼はこのライブとこの次の「マニア道スペシャルマッチ」というライブでMCをやっていたんですが、
仕切りの上手さに加えて一つ一つのコメントから滲み出るセンス(豊富な知識量と語彙、発想力など)が素晴らしかったです。
それまで、特に誰のファンという訳でもなくただただbaseにお笑いを見に行っていたんですが
これ以降は学天即を目当てに行くことが増えました。
ちなみに四条はヘアアイロン道師範として、四条の髪型が仕上がっていく様をフリップで説明(めくる時にアイロンでフリップをはさむ)していたと記憶しています。



そしてもう一つが、インディーズライブに行くようになったこと。
このライブでラフ次元が人形劇コントをやっていて、それが凄くアホでめちゃくちゃ面白かったんです。
それでラフ次元もう一度見たいなぁと思い、インディーズに行くようになりました。
残念ながら彼らは漫才がメインで、その漫才はあまり私のツボではなかったんですが…。笑



6月19日 茶番嫌いな奴、芝居たろか。 @baseよしもと
ただただ、良いライブでした。
是非またやって欲しい。
こんなに良質なライブはなかなか無いです。



6月27日 祇園Haaaan!!! @baseよしもと
今年数組の単独ライブを見ましたが、その中では一番面白かったです。
笑いだけではなく色んな感情をぐちゃぐちゃにされる、後味の悪いネタが非常に私好みでした。
初期衝動を感じました。
この時の良さを知っている分、普段のライブでの祇園のネタが物足りなく感じてしまいます。
まだ若いんだからもっとチャレンジしてほしいですね。



7月3日 毒針 @ワッハ上方小演芸場上方亭
このライブを観て以来山が動くの虜です。
衝撃でした。私が求めていたものが見つかった!と思いました。
上手く表現できませんがとにかく心地悪さが気持ち良い。
寺岡の作る構成美と、地元猟友会のある種のキャッチーさ(キャッチーという言葉がもつポップなイメージとはかけ離れているが)に物凄く惹かれます。
他の誰にも作り出すことが出来ないであろう唯一無二の表現が素晴らしいです。
今一番「見逃したくない」人たちです。



9月11日 毒針 @ワッハ上方小演芸場上方亭
上方亭が爆発する瞬間を私は見た。
山が動くの「生きるイミ」というネタの凄まじい破壊力。



11月28日 ブラックチャリティーライブ エログロは地球を救う @ワッハ上方レッスンルーム
このライブを見終わった後は下品で凄く面白いライブだったな、ぐらいにしか思ってなかったんですが、よくよく考えると凄いイベントだったなと。
テレビではもちろんbaseよしもとなどのちゃんとした舞台でもNGが出るであろう企画の数々。
規制、規制の世の中でこんなにも自由にやりたいことをやり切った舞台が見られるというのは幸せなことですね。




以上です。
ワッハも閉館してしまいしばらくはライブが減るかもしれませんが、
その分今までに行ったことのない色んな会場でライブが開催されると思うんで
ハコフェチとしては楽しみです。
遠くない将来、転勤で関西を離れることになりそうなんで、
来年も行ける限りのライブに行って思う存分楽しみたいと思います。