2010年8月15日 WE are baseよしもと 2010 学天即ネタ&トークライブ「八方美人」

2010年8月15日 14時〜15時15分
WE are baseよしもと 2010 学天即ネタ&トークライブ「八方美人」@baseよしもと


【ネタ】
漫才「四条の誕生日祝い」
オーソドックスな漫才。
テーマも展開も取り立てて特別なことをやってる訳ではないんだけれども、随所に彼等らしさがあって好きです。
飽和状態のお笑い界で塗り固められたアイデンティティを押しつけてくるような人達が多い中、学天即のようなナチュラルにしっかりとしたネタが出来る漫才師を見ると安心します。
後半の腕時計の部分が特に笑った!



【ブリッジV】
黄金伝説のパロディの白銀伝説。
マクドナルドのレギュラーメニューのサンドイッチ全36種類完食するという企画。
ただし、助っ人芸人を呼んでもok。


まずは二人だけでチャレンジを始める。
奥田がホットドッグで四条がマフィンと、二人とも朝マックから。
食べているところは早送りなんですが、早送りの映像からもお互いのを食べさせ合いこしてる様子がわかって会場からは笑いが起きていました。
和みますね。


最初の二つぐらいまでは快調に食べていたんですがそれ以降はだいぶ苦しそうでした。
途中でダブルクォーターパウンダーの箱を開き、パンからはみ出すお肉を見ての奥田さんの「大陸の発想やん」という表現が素敵だなぁと。
(続く)



【ネタ】
漫才「昔話」
ネタに入る前にVTRについて、「きつかったですよ、まずかった(四条)」「撮影中は言いづらかったですけど…まずかったです(奥田)」笑


このネタもオーソドックスな漫才で、こういうのはオンエアバトルあたりで評価されるんじゃないでしょうか。
などと思い、彼らの戦績を調べたら0勝1敗なんですね。
私は森の動物達の部分が特に好きでした。



【ブリッジV】
(続き)
助っ人を呼ぼう、ということで見かけによらず大食いのバカンス食堂ダイシ登場。
ダイシ「身長165センチなのに大食いです」
奥田「普通は体重を言いますけどね」


一つ食べ終わるごとに奥田がダイシに感想を言わせるノリが始まるも、悉くすべる(というか意味不明)ためまだ食べられるにも関わらず強制退場。


次に四条が連れてきたのはサイドエイトの人(名前失念)。
回転寿司に行っても4皿目の一貫食べたところで満腹になるという体も食も細い彼は、最悪なことにさっき食事したばかり。
結局食べたのはシナモンメルツ二切れのみ。
(続く)




【コーナー】
お客さんに今怒っていることを書いてもらい、八方美人な四条が解決するコーナー。
八方美人なので、怒っている人と怒りの対象の両方の肩を持ちます。


「おじいさんに席を譲ったのにおばさんが座ってムカついた」
更年期の辛さがわかると言い出す四条。
その流れからの体調の悪い四条母の咳みたいなオナラの再現はめちゃくちゃ面白かった。


「人の好きなものを、知っていながら否定してくる人が嫌」
実際に何を否定されたのかわからないので四条の場合に置き換えて考えてみることに。
奥田「お前は何が好きなん?」
四条「休み」
奥田「休みは否定しにくいわ」
四条「お母さん」
奥田「それも否定しにくい!じゃあ好きなアイドルは?」
四条「……コウイチ」
奥田「堂本?!憧れとしてってこと?」
小三の頃から堂本光一の顔が好きな四条。笑


「職員室で先生に相談していたら、偉い先生が機嫌が悪かったみたいで、勉強のこと以外で職員室に来るなと怒られた」
教職を持っている四条が教育実習で中三を受け持った時の話から最終的には、奥田の失恋話へ。
四条「お前も失恋してよう泣いてるやん。聞いたで橋本さんから。大晦日に寂しくて泣いてた話」
寂しくて泣いたのではなく、ガキ使見て、志摩スペイン村でのbase芸人のカウントダウンを中継で見て、ホワイトカーペットに山田あきひろなど同じライブに出てた芸人が出てるのを見て、自分は何やってるんだと情けなくて泣いたと言い張る奥田。
四条「じゃあ橋本さんが言うてたのは何なん」
奥田「それはその前の日」
連日泣いていた奥田。笑


我孫子駅のタバコのポイ捨てがひどい」
我孫子は漢字がトリッキー過ぎるから許されると言い出す四条。
奥田「じゃあ中百舌鳥とかもええの?」
四条「なかもずってカタカナ?」
奥田「なかにひゃくにベロのしたにとり」
全くわかっていない様子の四条と呆れる奥田。


タバコ吸い終わって捨てるとこ無かったらどうすんねんと聞かれ、「お前タバコ一度も吸ったことないくせに」とちょっと小馬鹿にしたかんじの奥田。
四条「吸ったことあるわ、プールの監視員のバイト終わりで公園で三人でおった時セーラム一本吸った」
ここでお客さんを置いてけぼりにして一人でケラケラ笑い出す奥田。
一通り笑い終えた後で、「あったなぁ!あの時吸うてたわ!」と。
二人だけで学生時代の話で盛り上がってしまったことについて 奥田「こんなんしてるからGAGの坂本からお前ら親友やとか言われんねん。相方じゃ!」
同期からも仲良しコンビだと認識されてるんですね。笑



【ブリッジV】
助っ人として多数の芸人に手伝ってもらう。
ダイジェストだったのとオーディションメンバーばかりだったので誰がいたかは覚えていません。
バイク川崎バイク、阿修羅SAKU、シャイニングスターズ岡田はいたと思います。


最後にハム諸見里と、リベンジのダイシ登場。
最後の一口を食べ終えたところでのダイシの感想は当然意味不明。
「学天即がパク天即になりました」



【コーナー】
四条に挑戦状。
一ヶ月練習した手品を披露。
奥田は立ち見席から鑑賞。


私は失礼ながら凄さがいまいちよくわからなかったんですが、会場は沸いていたのでよくできてたんだと思います。
普通「ワン、ツー、スリー」と言うところが「いち、に、さん、よじょう」でした。


終わってからタネを教えてもらう奥田。
ただ、お客さんにはばれたらいけないので耳打ちで内緒話をしながら、すげぇ!だのお前が凄いんじゃなくてこれさえ持ってれば誰でも出来るだの二人でキャッキャしてました。


【エンディング】
来月の99分漫才の告知等。
万が一漫才が99分より早く終了してしまっても四条のギター等で繋ぐからライブ自体は必ず99分あるとのこと。


【感想】
面白かったです。
本当に素直に、単純に面白かったな〜と思えるライブ。
単独ライブと思って行くと若干期待はずれかもしれませんが
普通の企画ライブとしては気軽に楽しめて良いと思います。
9月は学天即単独と奥田単独3本行く予定なので非常に楽しみです。