2011年7月10日 THE MANZAI2回戦東京1日目
2011年7月10日 17:00〜20:15
THE MANZAI2回戦東京1日目 @ヨシモト無限大ホール
※ネタバレあり
MC中山功太
■メメ:見られませんでした
■ぷち観音:見られませんでした
■LLR:おっちょこちょい、ドラマみたいな出会い
■オクラホマ:居酒屋
■はまこ・テラこ:時事ネタ、下ネタ
■馬鹿よ貴方は:ハンバーガーショップでバイト
■クレオパトラ:無人島に漂着
■しゃもじ:トトロのワンシーン
■ピーナッツパン:地下
■ボルサリーノ:女の可愛いと男の可愛い、妊娠
○ナイツ:昔のドラマ
凄く面白かったです。
単純なボケにオーソドックスなツッコミ、取り立てて目新しいことや特徴的なことをしている訳でもないのに、何でここまで笑ってしまうのだろうと少し感動。
何せナイツの漫才を見るのが昨年テレビで見たM-1決勝以来2回目なもので、私にとってはとても新鮮でした。
Bグループ
■ドリーマーズ:チンゲンサイ
彼らが見たくてこの日このライブに足を運んだのですが、賞レースでこのネタを選べるのか!とますます好きになりました。一番アホなネタ。
ただボケのセリフのタイミングが早すぎてツッコミと被って聞こえなかったり、動きが小さかったりというのがあったので見せ方に改良の余地ありでしょうね。
もっと場数を踏んで経験を積んで欲しいです。
■ダイヤモンドダスト:キャラがない
面白かった!笑える卑屈は大好きだ。
こういう下手面白いタイプのネタをする芸人は珍しくないけど、一ヶ所や二ヶ所「?」と思うような部分があるもので、しかし彼らは一つも外さずきめてきたのが良かったです。
■おりがみ:メリーさん、お葬式
○流れ星:男前
○はりけ〜んず:子供嫌い、飛行機
終始面白かったです。
普通に見ていましたけど、よくよく考えるとこのぐらいの世代の人が3分ネタをここまでの精度で仕上げてるのを見るなんてなかなかないんでしょうね。
良い漫才を見ました。
■新宿カウボーイ:趣味のゴルフ
ネタの半分以上がギャグで、笑いはしたものの全く漫才を見た気はしませんでした。
■ヴェートーベン:デート
上に同じ。
■コア:力を合わせる
■いち・もく・さん:干支
○囲碁将棋:ネタ合わせの欠席理由
■タイムマシーン3号:パン派か米派か
Cグループ
■サヨナラダンス:モノマネ
○ぽ〜くちょっぷ:群馬と埼玉
めちゃくちゃウケてはいたものの漫才の本筋ではなくアドリブの部分でのウケが大きかったので審査員がどう判断するかしらと思いました。
■ルサンチマン:お国自慢
■エリートヤンキー:分校
■ロザン:新幹線での疑問
■本田兄妹:ハイタッチ
○アルコ&ピース:パイロットになりたい
「○○になりたい」「漫才師の癖に何を言ってるんだ」この手の展開のさせ方は、他のコンビでも見たことがあるので設定自体が目新しいという訳ではありませんでした。
しかしぶれずに、そしてウケを途切れさせることなく、最後まで完璧にやり切ったところがとても良かったです。
オチの持って行き方も、それまでが中途半端だと寒いのだろうけど、やりきってる分あれを許せてしまいました。
彼らのコントは正直全然私の好みではないけれどこのネタはなんだかとても気に入りました。
■しんのすけとシャン:実家からの電話
■エレファントジョン:子供が欲しい
■×-GUN:女性音楽ライター
Dグループ
■アホマイルド:ハゲ
■あんぺあ:コナン
■アームストロング:修学旅行
■ジャングルポケット:バーベキュー
○スパローズ:16年の重み
■インポッシブル:ヒーローごっこ
タイムオーバーの爆発音をオチに使うという手垢の付いた手法に客席からどよめきがおきたのが意外でした。
大変面白かったです。
■ドドん:警官とお坊さん
■ハイキングウォーキング:漫画喫茶
■ラフ・コントロール:仮面ライダー
■飛石連休:クレーム対応
藤井「売れるまで馬車馬のようにボケ続けろ!」このセリフがこの日出場した四十数組の中で一番心に残りましたw
1分くらい一切のボケが無い部分があって、それでいて他に比べてボケが少なかったという印象にもならないあたりがとても良かったです。
■TEAM BANANA:デートの練習
■オキシジェン:山手線キャッチフレーズ
■ブロードキャスト:故郷に錦を飾る
散らかりすぎていて目眩がしました。
作り手の意図していない訳のわからなさ。
あれで伝わる、客が付いてこれると思っているのだろうなぁ…。
○U字工事:横浜が羨ましい
○トータルテンボス:レストランの店員
この日唯一審査結果が意外だったコンビ。
普通に面白く無かったです。
【感想】
やりにくいやりにくいと言われている無限大ホールでやらされる他事務所の方は少し可哀想だなと思っていましたが、客席の空気がとても良くてその点ではやりやすさはあったのではないかと思います。
個人的には、テンションの高いネタが多く大変疲れました。
賞レースにバランスを求めるものではないのでしょうけど、それにしてももう少し「引き」のネタが欲しかったなぁ。
そして面白いと思うネタこそあれど好きだと思うネタとの出会いは無く残念。